2018-01-01から1年間の記事一覧
盆栽の消毒、12月は殺菌殺虫剤のサンヨールを使いました。複数の農薬を順番に使うことが大事だと思い始めたからです。 先月まで同じ農薬を繰り返し使っていました 毎月、農薬を何にするかと考えるのが面倒なのと、希釈(農薬を水道水で薄めること)するのが…
「盆器大図鑑(近代出版)」を読んで、本棚に置いてある盆器(世界盆栽大会記念鉢)のことが気になり始めました。箱から開封すると、鴻陽(こうよう)の落款(らっかん)がありました。 開封して確認。「鴻陽陶園」の落款 以前、購入した盆器。落款があるの…
以前から、Kindle 版の「盆器大図鑑」が欲しくてチェックしていたのですが、なかなか値下げがされないので、一旦、紙の盆器大図鑑を図書館から借りてきました。 「朱泥」などの解説が丁寧に 以前、このブログで書いた「朱泥(しゅでい)」や「交趾(Cochin)…
寒さが厳しくなりはじめました。ツイッターからは、ムロ(室)についての言及が目につくようになりました。こちらは、寒さに弱いザクロ(柘榴)にのみレジ袋をかぶせるだけの防寒対策をしました。 タイムラインに登場する「ムロ」のことば 寒さが強くなり始…
盆栽時間(山本順三、山と溪谷社)を読みました。盆栽の鑑賞方法などについてわかりやすく解説しています。非常に読みやすく、著者の言葉言葉に共感を覚えたり、学びを得ることができました。入門書として最適だと感じました。 わかりやすい言葉で丁寧に解説…
「剪定(「コツ」の科学)」(上条祐一郎、講談社)を読むことができました。剪定について詳しい解説があり、のめり込むように読みました。徒長枝が発生する仕組みについてわかりやすく書かれており、とても勉強になりました。 先端の芽が強いのには理由があ…
「盆栽えほん」(大野八生、あすなろ書房)を読んでみました。やさしい色合いの盆栽が描かれてほっこりした気持ちになりました。 特徴的なフォルムのジョウロが 本の最初あたりに、登場人物のおじいちゃんの足元にジョウロが置かれているのが描かれています…
日本盆栽作家協会展が大宮盆栽美術館で行われていました。エントランスに、和楕円鉢を盆器にした、山柿の盆栽が飾られていました。 枝が曲がっている様をあらわす「たわわ」 突然ですが、国語辞典によると「たわわ」というのは、木の枝が曲がっているさまを…
大宮盆栽美術館(盆美)には、盆栽共同販売所というのが併設されています。盆栽、盆器、プチドームなどの盆栽道具が販売されています。おそらく、内部での写真撮影はダメかもしれないので、このブログでは外観写真だけです。 必ずチェックしておきたい場所な…
盆栽教室で作っているシンパク(真柏)の樹形が不等辺三角形のようになってきました。針金かけを行ったからです。盆栽っぽくなってきました。 針金かけで樹形を不等辺三角形に 盆栽先生の指導のもと、シンパクに針金かけを行いました。針金をかけると、枝を…
大宮盆栽美術館(盆美)にある盆栽の銘(寿雲<じゅうん>など)が気になっていました。どういう意味で銘をつけているのか。本棚に盆美の図録「時空の美ー盆栽」があることに気付き、読んでみました。丁寧な説明と英語のテキストもあり、参考になりました。 …
十年前の、2007年に愛知県の常滑(とこなめ)観光をしてきました。当時、焼物(やきもの)に興味があったので、ぶらりと散策して帰りました。また今度、いつになるかわからないけど、盆栽鉢を探しに常滑に行ってみたいです。 ▼両サイドの壁に焼物が埋められ…
大宮盆栽美術館(盆美)で「盆栽5点セット」という盆栽道具のセットが販売されています。購入して半年以上が経過しました。私が使った道具は、盆栽鋏だけでした。 ハサミやレーキなどの五点で九千円 盆美で盆栽道具のセットが販売されています。価格は、9,00…
写真アルバムをたまたま見ていたら、2015年に大宮盆栽美術館を訪ねた際の写真がありました。そのときの盆栽の名札の写真があったので、現在の名札を比較してみました。現在の名札は三年前に比べると、情報量が増えて「進化」していることがわかりました。 三…
ネジカンザクロの不要な枝である「忌(い)み枝」を取り除いているうちに、いつの間にか望まぬ樹形になってしまいました。 忌み枝の剪定に夢中になった結果 以前、このブログで理想の樹形構想をしていました。不等辺三角形の樹形にしたかったのです。ですが…
先日、ブログに投稿したネジカンザクロの写真。この撮影の際に、ズームレンズを広角に、そして望遠に切り替えました。望遠で撮影するほうが、盆栽周りの邪魔な物を排除できているので、よいことがわかりました。 周囲の邪魔なものまで写ってしまう広角 広角…
たとえば、剪定バサミ。立派な盆栽道具を揃(そろ)えても、なかなか使う機会がありません。私の経験上、使用頻度のもっとも高い盆栽道具はジョウロです。 ジョウロは「超必須アイテム」 盆栽道具についての note 記事「盆栽道具、どれから揃える?」を読ん…
堀 正岳 (著)の「知的生活の設計」を読み始めています。堀の前著「ライフハック大全」がとても良かったので、今回のこの書籍は予約購入し発売日に手に入れました(すみません、内容が浅い感想文のような、宣伝のようなブログ記事になってしまっています)。 …
カメラは、キヤノンの「PSG9X MARKII」を使っています。今回から、「写真の技術」というカテゴリーを新設しました。カメラ、照明などの「機材」。あらゆる「撮影技術」。そして、「画像編集ソフトの使い方」について紹介したいと思います。 話題は「機材」「…
針金かけの練習で使った黒松の寄せ植えを家に持ち帰りました。きれいに写真撮影するための手段などについても考えています。 等間隔で針金をかける練習をしました 写真は黒松の寄せ植えです。針金かけの練習に使いました。きちんとした間隔で針金をかけてい…
ネジカンザクロです。落葉する前に、手で葉を取り除きました。この盆栽を頂いてから何も手をつけていないので枝がボーボーです。不要な枝(忌(い)み枝)などを剪定しようと思っています。樹形を不等辺三角形にするか、こんもりとした半円状にするか、考え…
盆栽の鉢(盆器)の名前が難しく、意味がわかりません。先日、大宮盆栽美術館(盆美)を訪ねたときに写真をいくつか撮影しました。よく名札を見ると英語表記がありましたので、英語を訳して名前の意味を探ろうと思いました。間違いがあると思いますが、とり…
そろそろ、樹々の休眠期に入ってきます。休眠期の農薬といえば、盆栽の本では「石灰硫黄合剤(せっかいいおうごうざい)」がよく紹介されています。少し石灰硫黄合剤のことを調べてみたところ、私はその農薬を使わないことにしました。理由は盆栽棚の金属ラ…
www.instagram.com インスタグラムにあった、ブーゲンビリアの盆栽です。海外の盆栽作家さんの作品のようです。強い赤色、深い鉢の青色がとても魅力的です。そして、枯れてしまった幹や枝が白骨化しています。白骨化した幹や枝は、古さや、厳しい風雨にさら…
大宮盆栽美術館に行ってきました。ロビーに飾られている盆栽は赤松(アカマツ)でした。はじめ、黒松かと思いました。なぜかというと、赤松はヒョロヒョロとした文人木(ぶんじんぎ)というスタイルだ、という思い込みがあったからです。 推定樹齢五百年の風…
iPad を使ったスケッチの勉強を始めました。Apple が Everyone can create を題にいくつかの教材を提供しています。それを使いました。 無料で教材を使用することができます いくつかある教材のうち、「スケッチ」を選びました。以前から盆栽のスケッチがで…
先日、庭園史についての講座を受けたときに紹介された、日本庭園の「花田苑(はなだえん)」に行ってきました。秋なので、木々の紅葉が美しかったです。ドングリや落ち葉拾いをして楽しみました。駐車場もあります。また、花田苑に停車するバスが駅(越谷 / …
大宮盆栽協同組合の、世界盆栽大会記念鉢を大会の開催中に購入しました。まだ未開封です。ネットの情報などによると、鉢は開封して風雨にさらすのが良いとされています。ですが、なかなかそれを実行できません。 まだ鉢に合う盆栽を持っていない 2017年に開…
カナダは去年、建国150年だったようです。その記念ロゴを Procreate でトレースしてみました。カラフルなデザインが多民族で構成された「モザイク国家」をあらわしているようでとても良いです。思えば、十年前、カナダに滞在していました。そこでは、私の英…
沖縄の焼物(やきもの)のことを「やちむん」っていいます。やちむんって検索して、魚紋(ぎょもん)の図柄のはいった皿がありました。その皿を久しぶりに Procreate でトレースしました。 やちむんの盆栽鉢は見当たらず やちむんで、植木鉢や盆栽鉢っていう…