先日、16時ごろに盆栽の除草をしていたら、まだ土が湿っていることに気が付きました。これまで一日二回の水やりをしていましたが、これからは一日一回の水やりで良さそうです。
常に湿っていると根は発達しない
水やりの基本は「土の表面が乾いたら水やりをする」です。常に湿っている状態では、根が呼吸できない窒息状態になってしまいます。湿っていることで、根は水を求める必要がなくなるので、根の発達がなくなります(参考:園芸「コツ」の科学、上田善弘)。土の乾湿を交互させるのがポイントのようです。
余分な水やりは発病の原因になる
また、夕方以降に水やりをすると植物が徒長(とちょう)し軟弱になり、病気にかかりやすくなる(参考:園芸「コツ」の科学)とも言われています。秋は、植物が生長する充実期である(参考:五葉松の育て方、月刊「近代盆栽」増刊号)と同時に虫も元気になる時期です。余計な水やりは、虫の発生、そして病気の発生につながる可能性があります。それなので、一日二回ではなく、一日一回、朝、たっぷりの水やりをすることが盆栽にとって良い影響を与えるはずです。
- 作者: 上田善弘
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/03/25
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
五葉松の育て方: 誰でも育てられる優美な松 盆栽樹種別シリーズ (月刊「近代盆栽」増刊号)
- 作者: 近代出版
- 出版社/メーカー: 近代出版
- 発売日: 2016/02/07
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る