大宮盆栽デイズ - Omiya Bonsai Days -

冗談めかす埼玉のファインマン

左流れの五葉松を主木に席飾りをさせてもらいました(2017年)

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2017年、盆栽教室の初級コース最終日は席飾り(せきかざり)について教えてもらいました。写真はそのときの五葉松(ごようまつ)です。「構成」「決まり」があるようで、それぞれを教室で頂いたテキストを参考にこのブログ記事を書いてみました。漢字の読み方がわかりにくいなあ、と思うのは私だけでしょうか。

主役の盆栽を引き立てる「添え」

「添え(そえ)」は、席飾りをした際に主役の盆栽に対して「添え物」として主役の盆栽を引き立てる役割を持っています。添えのうち、草もの盆栽などは「下草」と呼びます。

「主木」はメインの盆栽のこと

「主木(しゅぼく)」は、メインの盆栽のことです。このときは、初級コースで教材として使った五葉松を主木にしました。

飾り台の事は「卓」とよびます

「卓(しょく / たく)」は、盆栽の飾り台です。高さに合わせて、「高卓(こうしょく)」「中卓(ちゅうしょく)」「机卓(つくえじょく)」「平卓(ひらじょく)」などと呼ばれるようです。写真の卓は平卓です。ほかには「根卓(ねじょく)」「地板(じいた)」というのもあります。

「流れ」を意識して調和を図る

「流れ」というのもあります。今回の主木(盆栽)は左流れです。主木の葉っぱ全体の形態が、左に傾斜しているいるからです(右から左に風が吹いている感じ)。主木が左流れであるので、主木は席に向かって右側に飾ります。添えは、主木の流れを受け止めるように置くので、今回の場合は左側に配置します。などと、席飾りには「基本」的なことがあるようです。今回は左流れですが、「右流れ」もあります!