たわわに実がなる山柿の盆栽
日本盆栽作家協会展が大宮盆栽美術館で行われていました。エントランスに、和楕円鉢を盆器にした、山柿の盆栽が飾られていました。
枝が曲がっている様をあらわす「たわわ」
突然ですが、国語辞典によると「たわわ」というのは、木の枝が曲がっているさまをあらわす言葉です。私、これまで「たわわ=果実が膨らんでいるコト」だと思っていましが、それはすこし間違いであることがわかりました。
たわわ 01【撓わ】
(形動)文ナリ
木の枝や稲の穂などに実がなったりしてしなやかに弧を描いて曲がっているさま。「枝も―に実がなる」
(スーパー大辞林より)
関東でよく見かける「庭に植えた柿の木」
関東に来てから気付きましたが、たしかに民家の庭に柿がよく植えられている。私が育った南の島では柿などなかった(はず)なので、驚いたのを覚えています。庭に柿の木があるのっていいなあとあこがれを抱きます。
枝や実のバランス良く、幹肌の古木感も◎
この山柿の盆栽、枝、幹、実のバランスがとてもよく整っているように思います。そのバランスの良さからか、落ち着けて、ほっと安心できる気持ちになります。近くによって幹肌を見ると、結構荒れているところとかが古さを感じてきます。