ムロがないからレジ袋で盆栽を守る
寒さが厳しくなりはじめました。ツイッターからは、ムロ(室)についての言及が目につくようになりました。こちらは、寒さに弱いザクロ(柘榴)にのみレジ袋をかぶせるだけの防寒対策をしました。
タイムラインに登場する「ムロ」のことば
寒さが強くなり始めています。ツイッターでは以前から、「ムロ」という言葉が出始めています。私はムロを準備したことがなく、盆栽を始めたばかりの去年は何も防寒対策をしませんでした。
12月の忙しさ見越して、早めにムロ用意しててよかった…松柏意外はほとんどムロか発泡スチロールへ。キンズと杜松だけ不安なのでもしかしたら今夜から室内行き。
— Shuto🌳Araki (@shuarak) 2018年12月11日
所有しているザクロが寒さに弱いと判明!
とりあえず、以前チェックしていたサイト「キミの盆栽びより」の「盆栽の冬の管理」という記事を読み直しました。
bonsai.shinto-kimiko.com
すると、ザクロが寒さに弱いという記述があり、「これはなにか対策をせねば」と思いました。
寒さに弱い樹
柑橘類(キンズ、ミカン、キンカン)、姫リンゴ、石榴(ザクロ)、ハマボウ、梅擬(ウメモドキ)、紅紫檀(ベニシタン)、縮緬葛(チリメンカズラ)、磯ザンショウ、深山カイドウ、ソロ、イチョウ、ガジュマル、ブーゲンビレア、クスノキ、椿の園芸種、サザンカ、ハゼ、台湾ツゲ、百日紅(サルスベリ)、ユスラウメ、アケビ、ツタ類など
(キミの盆栽びより、より)
「乾燥」「北風」「凍結」から守る方法は
サイトによると、ムロに求められる機能として、「乾燥」「北風」「凍結」「積雪」から樹を守ること、というように記載されています。私の盆栽は庇(ひさし)の下で管理していることから、「積雪」以外の項目を守ればいいことになります。
対策を取るべきは「北風」を防ぐことだ!
「乾燥」については、適切な水やりをすることでOK(?)かなと考えました。「凍結」については、これも水やりのタイミングを午前中に行うことで対処できます(午後に水やりをすると、土が夜までに乾かず凍結してしまう)。一方で、「北風」については、なにかしら防風対策をしなければいけません。
▲:枝のない我が家のネジカンザクロ
盆栽にレジ袋をかぶせて、北風対策とした
Amazon を見てみると簡易的なビニールハウスが二千円ほどで販売されていました。これを購入するのも手だとは思いました。ですが、それよりもレジ袋を使えばコストゼロであると気付きました。レジ袋をかぶせて、取っ手の部分を洗濯バサミで固定しました。これで、北風対策になっていると信じたい。
▲:レジ袋をネジカンザクロにかぶせた
▲:取っ手部分を洗濯バサミで固定する