大宮盆栽デイズ - Omiya Bonsai Days -

冗談めかす埼玉のファインマン

ほとんど枯れた盆栽チョウジュバイを植え替える

ほとんど枯れたチョウジュバイ(長寿梅)を植え替えることにしました。いろいろ探ってみた所、ほとんどが枯れて、生き延びたのは、ひと枝ぐらいでした。

おそらく苔が原因で枯れたのです

常滑焼(とこなめやき)の燿山(ようざん)に植えていたチョウジュバイ。盆栽園で購入したものなのですが、おそらく苔(こけ)が原因で枯れてしまいました。一部、生き残った枝があるため、燿山から取り出して、枯れている、生きている枝の分別をしました。
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ほとんどの枝が枯れている状態に

残念ながら、九割が枯れていました。レーキで土をほぐしながら、ハサミで枝を切ってみました。枝を切ると、パキッと切れ、そして枝の中身は乾燥していました。枯れている証拠です。それにしても、用土が団粒構造(だんりゅうこうぞう)を維持しているのがすごい。前回の植え替えで使用した用土は「アオキブレンド」です。
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今回も用土はアオキブレンド使用

小さな駄温鉢を用意して、植え替えの準備です。用土は同じくアオキブレンド。それの細かいやつを使いました。きちんと、植え付けて、針金でチョウジュバイを固定しました。駄温鉢が浅くて小さすぎるのがやや心配です(すぐに乾くから)。
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元気になるように培養を続けます

たっぷりと水をやりました。このままチョウジュバイが、元気になるように培養を続けていきます。今回のことをきっかけに、苔のことが本当に嫌いになりました。展示会などの際には苔を使うかもしれませんが、培養だったり、自宅で鑑賞を楽しむ場合では苔は取り除くようにしようと思っています。
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