大宮盆栽デイズ - Omiya Bonsai Days -

冗談めかす埼玉のファインマン

(!=盆栽)星野道夫さん「旅をする木」の単行本ゲット

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盆栽とは関係の無い内容です。この頃、気になっていたアラスカの写真家、星野道夫(ほしの・みちお)さんのエッセイ集「旅をする木」。古書店で、その単行本を運良くゲットできました。手に取るのは、十数年ぶりです。懐かしい。

学生時代に何度も繰り返して読んだ

星野道夫さんの著作「旅をする木」。この本に初めて出会ったのは学生時代の、1998-2000年頃でした。何度も何度も読み返す好きな本でした。その本にハマったことで、当時、お金も充分に無いし、英語もできないのにアラスカ一人旅を実行しました。海外旅行なんて難しいことではないのですが、いまから思うとよっぽどハマっていたんだなと思います。
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約二ヶ月間のアラスカ一人旅の体験

アラスカ一人旅は、とても有意義な体験でした。一ヶ月間ぐらいかけて、アンカレッジから、フェアバンクス、そして、シトカ、ジュノーをめぐりました。それぞれの町で、素晴らしい出会いがありました。特にフェアバンクスで出会った民宿(Ah, Rosemarie B&B)のジョンさんとの出会いが大きくて。いったん帰国した翌年、またジョンさんのところに一ヶ月間滞在してしまいました。だから、通算二ヶ月間ぐらいアラスカに滞在したことになります。
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また読み直したい気持ちが出てきた

そんな出来事のきっかけとなった「旅をする木」。わたしは、それから引っ越しを何度か繰り返したので、十数年前にその本を実家の倉庫にしまってしまいました。そして、最近、旅をする木を(なぜか)もう一度読みたい気持ちが大きくなってきて。先日、たまたま、古書店のサイトを調べていたら(現在は販売されていない)単行本が売っていました。500円ぐらいだったので、すぐに買いました。

本に触れただけで内容が頭に浮かぶ

本に触れると、中身を読んでいないのに、なんだかポーーっと内容が伝わってくるように感じます。昔、何度も読み返した記憶が戻ってくるようです。本の中に、「life is what happens to you while you are making other plans」(人生とは何かを計画している時に起こる、別の出来事のこと)のようなセリフがあったはずです。なんだか、今もそのセリフについて「ああ、確かにそうだよな」って思います(まさか、じぶんが盆栽をやっているとは考えもしなかった)。
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熱い気持ちがチャレンジに繋がった

盆栽とは関係のない内容になりました。学生時代に読んだ、「旅をする木」。その本を読んだことで、いろいろなことにチャレンジをするきっかけになりました。残念ながら、いまでは、あのときのような熱い気持ちを取り戻すことは難しいかもしれません。それでも、あのときの気持ちや体験というのは、思い出すたびにわたしの心を豊かにしてくれます。