大宮盆栽デイズ - Omiya Bonsai Days -

冗談めかす埼玉のファインマン

GFオルトランC で盆栽の葉ふるい病退治に挑戦

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ゴヨウマツ(五葉松)がおそらく「葉ふるい病」という病気にかかっています。「盆栽教本」によると、銅製剤やボルドー剤の使用を勧められています。ですが、それらの薬品を手にするのは簡単ではないので、ホームセンターで売っている薬品(GFオルトランC)を使いました。

ホムセンで手軽に購入できるスプレー

GFオルトランCは、殺菌剤のサプロールが混合している薬剤スプレー商品です。とりあえず、いまの段階では、何らかの殺菌剤が必要なので、この薬剤スプレーを使うことにしました。銅製剤やボルドー剤って、アマゾンで販売していなかったり、販売しているにしても、量が多すぎるので購入することを躊躇(ちゅうちょ)していたのです。

スプレータイプは希釈が不用で楽だ!

とりあえず、GFオルトランCを噴霧しておきました。スプレータイプの薬剤は、希釈をする必要がないので手軽に使えるのが素晴らしい。

殺菌剤の作用とローテーションのこと

GFオルトランCについて調べてみると、殺菌剤の種類やローテーションについて詳しく書かれたホームページを見つけました。それぞれの殺菌剤商品の系統、作用性などが表になっています。様々な系統の殺菌剤をローテーションさせることで、耐性菌の発生を防ぐことが期待できます。このホームページにしたがって、系統ごとの殺菌剤を使うようにしたら、問題なさそうです。
殺菌剤の作用性とローテーション散布の重要性|住友化学園芸 eグリーンコミュニケーション

最低限揃えたい三つの殺菌剤がコレだ

そう考えると、3系統の殺菌剤の使用が適切であることが伺えます。具体的には、次の三つです。

  1. アニリノピリミジン系の「ベニカⅩファインスプレー」
  2. EBI剤 の「サプロール」
  3. ベンゾイミダゾール系の「ベンレート」

今年はこの三つでローテーション組む

この三つを揃えると、とりあえずオーケーっぽい。冬期は石灰硫黄合剤を使うとして、それ以外の04月〜11月ごろの間は、三つの殺菌剤をローテーションさせてみようと考えています。