盆器
コロナ疲れで、なかなか盆栽に取り組めていません。こういうときにこそ、趣味の盆栽に向き合って精神を充足させたいのですが(なかなかできない)。このほど、柴勝紫泥外縁段足正方鉢を譲ってもらいました。これで、柴勝の盆器は二つになりました。 背の高い…
<概要> ヘルシオで使う耐熱容器を買いました。取っ手がついているので、調理用耐熱容器だとわかるのですが、なんとか盆栽鉢(盆器)と関連付けようと記事にしてみました。あくまで耐熱容器であり、盆器ではありません。 グラタンを作るために容器を探す 家…
鉢は常滑焼(とこなめやき)の千交苑。シンパク(真柏)です。葉っぱが杉葉(すぎば)だらけです。いったい、いつ回復してくれるのだろうか。 盆栽愛好家としては恥ずかしくて 去年の11月に針金(はりがね)をかけて、そのままのシンパク。恥ずかしながら、…
一時は全部枯れたと思っていたチョウジュバイ(長寿梅)。しばらく様子を見ていたら、一部から芽が出てきました。鉢(盆器)は常滑焼の燿山(ようざん)です。 一部は芽が出たけれども… 写真の右側は、葉っぱがあってなんとか生存しています。ですが、反対側…
シンパク(真柏)は相変わらず、元気です。針金はまだかけたままの状態です。じゃっかん針金が食い込みはじめているので、来月あたりにはずそうか。鉢は常滑焼(とこなめやき)の千交苑です。 テンション強めの針金かけ (これまでの経緯)盆栽教室の先輩か…
チョウジュバイ(長寿梅)の盆栽がヤバイ。枯れたかもしれない。五月なのに、ほとんど芽がでていません。鉢は常滑焼の「燿山(ようざん)」です。 針金のストレスを取り外す どうしてか、まったく芽がでない状態になってしまいました。昨年からかけていた針…
スッキリと端整なスタイルの盆器を譲ってもらいました。越前文山の切立長方鉢(きったて - ちょうほう)です。 福井県の越前焼に則って作陶 盆器大図鑑(上巻)によると、文山の本名は伊藤薫さん(福井県)。1973年に作陶を開始し、地元に伝わる越前焼に則っ…
木瓜式鉢(もっこしき)というのは、花のカタチだからそういう名前のようで。今回は、美芸(びげい)の外縁木瓜式鉢(そとえん - もっこしき)です。 木瓜式というのは花を表現 以前、大宮盆栽美術館で鑑賞していたら、木瓜式というタイプの盆器があるのを知…
美芸(びげい)が好きです。盆器のカタチでは、雲足長方が一番好きです。外縁雲足長方鉢(そとえん - くもあし - ちょうほう)。 ふくよかな曲線が女性的で◎ なめらかで、ふくよかな曲線が女性的な感じがします。ことばの選び方がヘタですが、ドッシリとした…
常滑作家、鴻陽(こうよう)の盆器を譲ってもらいました。均釉撫角長方鉢(きんゆう・きんよう)。盆栽園の芙蓉園(ふようえん)を意味する山型の落款が無いタイプです。 盆器大図鑑にも記載されている 落款(らっかん)は「鴻陽造印」。盆器大図鑑(上巻)…
常滑作家の柴勝(しばかつ)の外縁正方鉢を譲ってもらいました。松柏(しょうはく)の懸崖(けんがい)樹形に使ってみたいなと思う盆器です。 泥色鉢から釉色鉢まで幅広く 落款(らっかん)は「柴勝」。本名は柴田勝一さん。泥色鉢から釉色鉢まで幅広く作陶…
常滑作家「美芸(びげい)」の隅入雲足長方鉢(くまいりくもあしちょうほう)を譲ってもらいました。これは工芸の極みじゃないかと思うほど最高の盆器です。 落款「美芸」の常滑作家さん 落款(らっかん)は「美芸」。常滑の作家です。本名は、平田涼美さん…
常滑作家の「服部(はっとり)」の黄釉(おうゆう)長方鉢を譲(ゆず)ってもらいました。かなり古く、時代があります。 「古さ」か、それとも「汚い」か 古さがあり、使い込まれた色合いがあるこの盆器(鉢)。多くの人が(おそらく)「汚れた鉢だなあ」と…
現代常滑(とこなめ)作家、服部の瑠璃釉帯縁反形楕円鉢です。 国際的な経歴を持つ作家 服部(はっとり)の本名は、服部知幸さん(昭和26年生まれ)。西ドイツ国立コブレンツ工科大学窯業科卒<盆器大図鑑(中巻), 近代出版, 2016より>。国際的な経歴です…
うちには、シンパク(真柏)の鉢が三つあります。ひとつは中品盆栽のシンパク。挿し木のシンパク。そして、今回のシンパクです。 もともと、このシンパクは盆栽の先輩から譲ってもらったものです。それを、千交苑(せんこうえん)という常滑焼(とこなめやき…
盆器大図鑑という三冊組の、盆栽鉢について書かれた本(Kindle版)を購入しました。ずっと狙っていましたが、値下げの見込みがないところから買うことにしました。 手元に置いておきたい盆栽鉢の図鑑 盆器大図鑑という上・中・下で構成された、まさに盆栽鉢…
世界盆栽大会 in さいたまで販売されていた輪花の大会記念鉢を手に入れました。常滑焼(とこなめやき)の鴻陽(こうよう)の作品です。鉢のサイズが大きいので、どのような盆樹を選ぶか難しいです。「盆栽のため」というよりも、「大会記念鉢だから買った」…
先日、頂いたシンパク(真柏)を千交苑の紫泥雲足外縁長方鉢に植え替えました。盆栽教室の先生にも指摘されましたが、千交苑の鉢が大きいので、シンパクが小さく見えてしまいます。 培養を目的とした駄温鉢のママでもよかったのですが、せっかく所有している…
駄温鉢(だおんばち)のチョウジュバイ(長寿梅)を常滑(とこなめ)の盆栽鉢(盆器)、燿山(ようざん)に植え替えました。一輪の小さな赤い花が美しいです。 苔をはがして、根本の芽を取り除く 先日、譲ってもらった大宮盆栽村のチョウジュバイ。駄温鉢に…
たまたま目にした盆栽鉢(盆器)を譲って頂きました。この盆器についてよくわからなかったので、情報を求めてツイッターをしたところ万古春山(笹岡基三)の作品であることを教えてもらいました。 将来、好きになるような予感がした なんだか、惚(ほ)れた…
盆栽鉢(盆器)を譲って頂きました。寺畑さとみの烏泥雲足外縁長方鉢(うでい-くもあし-そとえん-ちょうほう)です。たわみ、というのか、独特な曲線があります。これはきっと、機械で作ったものではなく、手作りの盆器に違いないと思いました。 ポテっとし…
盆栽鉢(盆器)を譲ってもらいました。千交苑(せんこうえん)の紫泥雲足外縁長方鉢(しでい-くもあし-そとえん-ちょうほう)です。プレイモービルのガーデナー(庭師)モデルと一緒に撮影。 盆器には「胴」や「足」があります 写真の「マル1」と番号が振ら…
盆栽鉢(盆器)を譲ってもらいました。千交苑(せんこうえん)の烏泥外縁長方鉢(うでい-そとえん-ちょうほう)とのことですが、落款(らっかん)は不明瞭なため、わかりません。 炭のような色合い。落款は潰れて判読不能 朱泥(しゅでい)、紫泥(しでい)…
盆栽鉢(盆器)を譲ってもらいました。常滑焼、千交苑(せんこうえん)の朱泥外縁長方鉢(しゅでい - そとえん - ちょうほう)とのことですが、落款(らっかん)が不明瞭なため、わかりません。 落款は不明瞭。これも千交苑なのかな 前回のブログ記事に載せ…
盆栽鉢(盆器)を譲っていただきました。落款(らっかん)には「千交苑(せんこうえん)」とある、紫泥外縁長方鉢(しでい - そとえん - ちょうほう)です。 常滑焼の盆器。製作者は「盛田千年」 千交苑は常滑(とこなめ)が産地の盆栽鉢(盆器)です。落款…
初めて国風盆栽展(こくふうぼんさいてん)に行ってきました。来場者の多さに圧倒されました。「盆栽の人気はやはりスゴイ!」と思わされました。 上野駅が広くて迷子状態になる 東京都美術館で開催されている、国風展。まず上野駅に降り立ちましたが、上野…
「盆器大図鑑(近代出版)」を読んで、本棚に置いてある盆器(世界盆栽大会記念鉢)のことが気になり始めました。箱から開封すると、鴻陽(こうよう)の落款(らっかん)がありました。 開封して確認。「鴻陽陶園」の落款 以前、購入した盆器。落款があるの…
以前から、Kindle 版の「盆器大図鑑」が欲しくてチェックしていたのですが、なかなか値下げがされないので、一旦、紙の盆器大図鑑を図書館から借りてきました。 「朱泥」などの解説が丁寧に 以前、このブログで書いた「朱泥(しゅでい)」や「交趾(Cochin)…
盆栽の鉢(盆器)の名前が難しく、意味がわかりません。先日、大宮盆栽美術館(盆美)を訪ねたときに写真をいくつか撮影しました。よく名札を見ると英語表記がありましたので、英語を訳して名前の意味を探ろうと思いました。間違いがあると思いますが、とり…
大宮盆栽協同組合の、世界盆栽大会記念鉢を大会の開催中に購入しました。まだ未開封です。ネットの情報などによると、鉢は開封して風雨にさらすのが良いとされています。ですが、なかなかそれを実行できません。 まだ鉢に合う盆栽を持っていない 2017年に開…