あるeラーニングで講座を受講していました。そこで「拒絶に慣れるために頼みごとを練習する」という課題があり、驚きました。映画「ファイトクラブ」の「喧嘩を売って、そしてわざと負けろ」と同じように思えたからです。
拒絶される怖さによって重圧に負ける
そのeラーニングの講座では、レジリエンス(=自信を持って冷静に対処できない場合でもプレッシャーに負けない能力)のレベルを上げるための内容でした。私達が何かを人に依頼できないのは、拒絶されるのが怖いからだと講師は述べます。そのため、誰かの協力が必要なときに助けを求めることができない状態になってしまうようです。
拒絶されることをポジティブに捉える
人から拒絶されることに慣れるように練習しようと講師は呼びかけます。依頼して、拒絶されることをネガティブに受け止めるのではなく、頼めた自分を褒め、次に頼むチャンスを探るのだと講師は示します。
映画「ファイトクラブ」の宿題と共通
受講していて、映画「ファイトクラブ」を思い出しました。タイラーが出した宿題「赤の他人に喧嘩を売って、わざと負けろ」という部分です。今回のeラーニングの内容と重なっているように思えました(どのように重なっているのか言葉で説明できませんが・・・)。頑張って言語化すると「ひとりよがりの観念は、ひとりのときには強固だが、誰かと相対するともろい」かもしれません。
考え込んで立ち止まることがリスキー
観念、というのを物質だとし、それが固体になったり気体に変化したりするような状態を仮に想定してみます。ある条件のもとでそのような変化が起きるけれど、その条件がわからないとまるで不可思議な現象にしか思えません。ですが、その特定の条件を把握/理解したときに理(り)を知ることができます。私達の人生においてその理を知るための方法は「経験」しかない、のではないかと思います。(すみません)文章が突然長くなってしまいましたが、とりあえず「断られる」怖さで、行動ができずに人生の幅が狭くなるよりは、挑戦することの方が有益ではないか。そう考えると、行動せずに、悩む(考え込む)方がリスキーなのだと(eラーニングとファイトクラブは)示唆を与えているように感じました。
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