たまたま目にした盆栽鉢(盆器)を譲って頂きました。この盆器についてよくわからなかったので、情報を求めてツイッターをしたところ万古春山(笹岡基三)の作品であることを教えてもらいました。
将来、好きになるような予感がした
なんだか、惚(ほ)れたわけではなく、のちのち好みになりそうな予感がして、この盆器を譲ってもらいました。黒と緑を合わせたような地味な色合い。「わお!エクセレント!」という気持ちではなく、「なんとなく気になるな」、というような感じを持ちました。
ツイッターで情報を求めてみました
落款(らっかん)があります。ですが、これは「暮作」なのか、「碁作」と書いてあるのかわかりません。せっかく手に入れた盆器なので、少しでも情報が欲しい。ツイッターの「浦和のけんじい」さんへ、それと一般公開でツイートしてみました。
@kennji449 失礼します。この落款の盆栽鉢の産地、作者についてご存知でしょうか?「暮作」「碁作」と書いてあるように見えます。少しの情報でも構わないので、教えて頂ければ嬉しいです。 pic.twitter.com/MCKVS9X9qh
— 大宮盆栽デイズ - Omiya Bonsai Days - (@0WCHv0VJAfLXJSv) 2019年3月9日
手に入れた盆栽鉢。落款がありますが、どなたかご存知の方いらっしゃいませんか?「暮作」「碁作」というふうに書いてあるようです。よろしくお願いします。 pic.twitter.com/0xm1Whkj1z
— 大宮盆栽デイズ - Omiya Bonsai Days - (@0WCHv0VJAfLXJSv) 2019年3月9日
お二人から素早い返事がやってきた
すると、fujimax さんと、けんじいさんから返事がありました。その落款だと万古春山かもしれない、というような内容でした。お二人の返事が早く、そして正しいであろう情報であったため、その造詣(ぞうけい)の深さに驚きました。ただただ素直に、お二人はスゴイ人だなと思いました。情報ありがとうございました!
https://t.co/E0iYCloOGs
— fujimax -盆栽HACKS- (@fujimax6) 2019年3月9日
うちにも同じ落款の鉢があったきがします。万古春山 基三の鉢のようです。
万古焼きの万古春山さんの作品だと思われます。写真を添付しておきましたので、御覧下さい。 pic.twitter.com/mNUTuFQYiC
— 浦和のけんじい(次峯) (@kennji449) 2019年3月9日
万古焼き「万古春山」作品の可能性
けんじいさんからの情報によると、万古焼(ばんこやき)の万古春山(笹岡基三)の作品のようで、近代出版の「盆器大図鑑」に掲載されている、とのことでした。落款は fujimax さんから「基」であることを教えてもらいました(「暮」や「碁」ではなかった)。今回のことで、盆器についてまたひとつ知ることができました。お二人のご協力に感謝です。
盆器大図鑑は今度定価で購入します
今回の件で、本格的に盆器について知りたくなり、Kindle版の「盆器大図鑑」がめちゃくちゃ欲しくなり、思わず近代出版さんへツイートしてみました。Kindle版の値下げやポイント還元がないかを問い合わせてみたのです。
@kinbon_bonsai 樹種別シリーズなどのKindle版を購入しました。まだ持っていない盆器大図鑑なども欲しいです。他の出版社がKindle版半額(またはポイント)サービスを行っています。近代出版さんは、その予定ありますか?あれば、その機会にKindle版全部を購入したいのでよろしくおねがいします!
— 大宮盆栽デイズ - Omiya Bonsai Days - (@0WCHv0VJAfLXJSv) 2019年3月9日
すると、返事があり、「いまのところその予定はない」というような内容でした。けっこうしばらくの間(去年から)、割引されるのを待っていましたが、その予定がないことがわかりました。それなので、そのうちお金が準備出来次第、定価で購入したいと思っています。
この度は樹種別シリーズKindle版をお買い求め頂き誠に有り難うございます。盆器大図鑑、雑木盆栽専科のご購入も検討されているとのこと、何より嬉しく存じます。さて、お尋ね頂きました半額(またはポイント)サービスのご質問につきまして、今のところ弊社としましては予定を致しておりません。電子書
— 近代出版 編集部 (@kinbon_bonsai) March 9, 2019