盆栽カリンの枝をコブ切で(ない場合は彫刻刀を使う)
(すみません、切口やコブ切の写真はありません)盆栽教室にカリン(花梨)を持っていきました。太すぎる枝をコブ切(きり)で落としました。
上の画像が作業を終えたカリンです
「ビフォーアフター」のビフォーの方の写真がないので、なにが変わったのかわからない記事になっています。一番上の画像が、処理を終えたカリンです。
放置していたら不要な枝が太ったよ
この夏と秋、放置していたカリン。不要な枝が太く育ってしまいました。どうしたら良いのかわからず、盆栽教室へ助言をもらいに行きました。
又枝切を使うも、枝元からは切れず
「枝、切ったほうが良いよ」「(このままだと)カンヌキになっているからコケ順悪くなるし」と先生から助言を頂きました。とりあえず、又枝切(またえだきり)で不要な枝を切りますが...。当たり前ですが、枝元からえぐるように切ることができません。
借りたコブ切の使い方に注目をした
「誰か、コブ切ある?」と先生。近くの生徒さんからコブ切(きり)を借りました。コブ切を使う場面というのは初めてなので、使い方に注目しました。
枝元をえぐるような切口になったぞ
先生に切ってもらいました。コブ切を使うと、えぐれたような切口になっています。又枝切では枝元から剪定(せんてい)できず凸(デコ)としていましたが、コブ切だと若干凹(ボコ)気味になりました(写真は切口にカットパスターを塗布した状態のものです)。
彫刻刀やナイフを使って整える方法
えぐれたような切口だと、樹皮が回復したときの見た目が良いとも。また、コブ切がなくても、又枝切などで剪定後にナイフや彫刻刀で凸部分を削れば良いとも教えてもらいました。
カットパスターを塗って回復を待つ
今回は、二ヶ所の太い枝を落としました。カットパスター(癒合剤<ゆごうざい>)を塗って切口の回復を待ちます。カリンは雑木(ぞうき)盆栽なので、できればこういう傷ができないようにマメに手入れをしてやれば良かったと反省もしました。