高校の同級生である友人と北区赤羽で会って、仕事のことプライベートなことについて話をした。話を聞いてくれる人が居ることは、たいへんありがたいことだと思った。こちらの惨状を吐露しても、嫌な顔をせずに僕の顔を見ながら話を聞いてくれた。しかも「また東京に行くから、その時に会おうぜ」と言ってくれた。
▼普通の人は「不景気そうな人とは関わりたくない」だろう。だが、友人の彼はそうではないことを示してくれた。その友人の名前はT.Cという。僕とは、「ティムさん」、「ティダさん(T.Cの愛称)」と呼び合う仲だ。
▼その彼とは高校時代、一度も同じクラスになったこともないのに、なぜか交流が卒業後もずっと続いた。彼が西南学院大学に在学中、僕は一ヶ月も福岡市早良区にある彼のアパートに居候したこともある。僕が日本そばを茹でそこなって、その「そば」を握りつぶしたのも、黙認してくれた。彼が在京中のときには、何度かアパートに泊めてもらったこともある。「あすは大阪に行くんだ」と言われ、早朝にアパートを追い出されたのが懐かしい。
▼いつも、なにかに夢中になっている男だった。遊びに行くとジャンプしながらパンチを打つボクサーの試合を見せてくれたり、Macで作成したCG動画を見せてくれたり(そのCG動画は後にカナダの映画祭で受賞した)してくれた。
▼そんなT.Cが、「中国・北朝鮮 脅威論を超えて(耕文社)」という本を著した。その刊行記念トークイベントが沖縄・那覇で2018年3月4日(日)に行われる。東アジアにおける不戦共同体をテーマにした内容になっているようだ。僕にできることは、このブログでこの情報を発信することしかない。ぜひ、なにかしらの興味を持った方にはイベントに足を運んでいただければ、と思います。
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