「ブログ飯 個性を収入に変える生き方」(染谷 昌利)を最後まで読みました。マーカーで引いたハイライトの数は122。新しい気付きが122個あったということになります。「生活費を稼ぐブログにするには」「私の経験が誰かにとって価値の有ることになる可能性」「122の気付きから、次に移す私のアクション」について記事を書きます。
正直、Kindle Unlimited 行きの本だと予感
最初は、聞いたこともない著者の名前とフザけたタイトル(ブログ飯)から、いずれKindle Unlimitedに登録されるような本だと思っていました(私のイメージでは、価値のない本が Unlimited 行きだと考えています)。ですが、最終的にハイライトを122も引くほど勉強になる良書でしたので、この点は驚きました。122の気付きを得ることができたので、書籍代のモトはじゅうぶんにとることができました。
生活費を稼ぐブログにするには方法がある
本の前半に、生活費を稼ぐブログにする方法が紹介されています。簡単に言ってしまうと、テーマをきちんと決めるということです。このブログの場合だと、「パイロット」か、「盆栽」のどちらかをテーマにするのが稼ぐブログにする方法です。現在のように、書評、ブログ運営のノウハウ、食べ物のコト・・・などといった「日記」形式ではうまくいかないようです。著者は「日記で飯は食えない」とバッサリ下のように明言しています。
ただ、「日記」では「飯が食えるブログ」には成り得ないことは、認識してください。
私の経験が有益な価値になる可能性もある
面白いことが書いてあり、ハッとしました。それは「あなたの経験は、誰かにとって価値の有るものになる可能性がある」のようなことを書いてあったことです。私がブログで情報を発信することで、誰かにとって価値のある情報になる可能性がある。具体的には、「私は退屈で、無能な人間だ」と常日頃思っています。その私が、私視点で情報を発信することで「読んでくれる」読者がいるかもしれない。そして、読者がなんらかの価値を汲み取ってくれる、そんな流れがあることを気付きました。そこから自分に自信のようなものが出てきました。
あなたにとっては当たり前のことでも、他人から見れば「初めての話」ということはたくさんあります。
あなたの経験、知識は誰かが必要としています。 あなたの情報を求めている人は必ず居ます。 あなたの声がその人に届くまで、諦めずに続けてください。
122 の気付きを得てからの次の私の行動!
ブログで生活費を稼げる「ブログ飯」にするための指針は、この本からかなり学ぶことができました。ただ、まだ今は「ブログ飯」は目指しません。もう少しこのブログで自由に記事を吐き出す行為がしたいからです。著者は「体験すること」の重要さを説いています。私もワンパターンの毎日を抜けて、好奇心のままと「ネタ探し」のスケベゴコロを持って、「いつか行ってみたいな」ぐらいにしか思っていなかった、根津美術館(庭園が美しい)に行く計画を立てます。著者である染谷夫妻に感謝の気持ちをここにしるします。
- 作者: 染谷昌利
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2013/06/21
- メディア: Kindle版
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